インターネットには世界中から国籍、性別、年齢問わず、様々な方がアクセスしています。当然の事ですが日常生活と同様にお互いに対する配慮やマナー が大切です。むしろお互いの顔が見えず言葉だけのコミニケーションなので普段以上の礼儀やマナーが必要です。


電子メールの迷惑行為

1)SPAM(スパム)

みさかいなく不特定の方宛に一方的に大量のメールを送信する行為です。 このようなメールは、ネットワーク設備に過度な負荷を強い、また、メールの受信側にとっては、時間やメールの蓄積容量を不本意に消費させられてしまう事になります。

  • チェーンメール いわゆる「不幸の手紙」のように、受信したメールを他の何人もの人に転送させる記述のあるメールです。悪質なものではなく、たとえほのぼのとした内容や、善意から出たような内容であっても、インターネット上ではエチケットに反した行為になります。 受信した場合は、他の人に転送したりせず、無視してそのまま削除するようにしましょう。
  • マルチ商法まがい(ねずみ講) 代表的なものは、受け取ったメールに数人のリストが表記され、以下のような行為を促します。
  1. そのリストの人たちにお金を振り込む
  2. リストに自分を加えてから数人にそのメールを送る すると、自分がメールを送信した方や、その方が更にメール送信した方からお金が振り込まれる、という具合です。 そんなにうまくいく訳はありませんし、「ねずみ講」に該当した場合は、法律により罰せられます。 間違っても参加してはいけません。

2)サイズの大きい添付ファイル

送信相手先のメールボックスが一杯になってしまうような大容量ファイルの添付をしないように注意しましょう。
通常1メガバイト(1メガバイト=約1,000キロバイト)以上の添付ファイルを送らないようにしましょう。

3)多数の同報(CC)設定

メールソフトのCCに多数のメールアドレスを指定する事は、上記SPAMの原因にもなりかねませんので注意しましょう。メールアドレスは、インターネット上の「住所や電話番号」と同じなので、充分に注意してお取扱い下さい。

また同じ内容のメールを複数の人に送信する必要がある場合、CC、BCCがあるメールソフトであればBCCに相手のアドレスを記入してください。BCCに記入してメールを送信した場合、受信者には同時に送った他のアドレスは表示されません。CCに記入すると同時に誰に送った人のアドレスが受信者にもわかってしまいます。自分のメールアドレスが勝手にばら撒かれたら良い気分がするものでは有りません。通常同報機能を使う場合は以上の理由からBCCを使うようにしましょう。

4)HTMLメール使用時の注意

メールソフトのOutlookExpressをお使いの場合、初期設定ではメールの形式がHTMLメールになっています。しかしHTMLメールが読めないメールソフトも複数存在するため、相手がHTMLメールが読めるという確信がある場合以外はHTMLメールを送らないのがマナーといえます。

OutlookExpressの場合 オプション>送信  の中の「メール送信の形式」でテキスト形式を選択する事で送信するメールをHTML形式からテキスト形式に変更できます。


掲示板(BBS)、チャット、ネットニュースでの迷惑行為

  1. 書込みやお話しのマナー 文字だけの会話なので、相手の顔色や様子はよく分かりません。 何気ない一言が相手を傷つけることがありますので発言する際には充分注意しましょう。 例えば、親しみをこめた軽い気持ちで「なんだぁバカみたい」と言った自分の言葉が、受ける方にとっては、「馬鹿とは何だ!」という喧嘩に発展することも充分にあり得ます。 言葉だけを見るとどう感じるか、地域差、世代間、男女のギャップなども念頭に置きながら参加しましょう。 また、自分とは違う価値観や目的を持った人が、自分にとっては不愉快な発言をする事もありますので、それを理解した上で楽しんでください。
  2. プライベートなお話 自分や他人のプライベートな情報は、不用意に書き込まない様にしましょう。 それを見た方が悪用するつもりが無くても、個人のプライベート情報は一人歩きしがちです。 現実の世界と同じように、自分の身は自分で守る必要があります。
  3. ネットニュースのルール ネットニュースは、多種多様なテーマを持ったニュースグループに分かれており、テーマ以外の投稿は行わない事が「基本ルール」です。  
    例)
    japan.tv.cm:日本のテレビCMについてのみの投稿
    japan.comp.sony:SONY製コンピュータについてのみ投稿 テーマとは全く関係のない無用な投稿は、「ニュースグループにふさわしくない迷惑な行為」です。 どんな事でも発言できる電子掲示板やチャットとは全く内容が違うという事をご理解下さい。

前述のように、ネットニュースは全世界の方がアクセスしてくる公共の場です。その場所で「マルチ商法まがい、メルトモ募集!」などの無用な投稿は絶対に行わないようにしましょう。


禁止行為

  1. 他社の設備等またはインターネット接続サービス用設備の利用もしくは運営に支障を与える行為、または与えるおそれのある行為
  2. 無断で他者に広告、宣伝、勧誘、もしくは他者が嫌悪感を抱く、または与えるおそれのある(嫌がらせ)文章等を送信、記載、掲載する行為
  3. 他者になりすまして各種サービスを利用する行為
  4. 他者の著作権、肖像権、商標、特許法、その他の権利を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為
  5. 他者の財産、プライバシー等を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為
  6. 他者を差別もしくは誹謗中傷し、またはその名誉もしくは信用を毀損する行為
  7. 猥褻、虐待など児童・青少年に悪影響を及ぼす情報、画像、音声、文字、文書等を送信、記載、掲載する行為
  8. 無限連鎖講(ネズミ講)・マルチまがい商法を開設し、またはこれを勧誘する行為
  9. 連鎖販売取引(マルチ商法)に関して訪問販売法に違反する行為
  10. 選挙活動またはそれに類似する行為
  11. ウィルス等の有害なコンピュータープログラム等を送信し、または掲載する行為
  12. 犯罪行為またはそれを誘発・扇動する行為
  13. 前記 1.-12. の他、法令、慣習に違反する行為
  14. 公序良俗に違反し(売春,暴力,残虐等)、または他者に不利益を与える行為
  15. 当社サ-ビスの運営を妨げる行為
  16. 上記の禁止事項に該当するコンテンツへのアクセスを助長する行為

禁止行為を行った場合の措置について

弊社は、契約者がインターネット上で提供した情報または文章等が以下の事項に該当すると判断した場合、会員に通知するとともに、利用停止等の措置をとる場合があります。

  1. 前記の禁止行為を行なった場合
  2. 弊社が不適切であると判断した場合 措置内容等については、アニーインターネット契約約款もあわせてご確認ください。

禁止行為を行った場合の責任について

  1. 契約者が前記の禁止行為を行った場合、その責任は当該利用者に帰属し、弊社では一切の責任を負わないものとします。
  2. 契約者が故意または過失により前記の禁止行為を行い、アニーインターネットサービスが被害を被った場合、当該契約者は、弊社が被った損害を賠償しなければなりません。

弊社の免責事項

  1. 弊社は、契約者がアニーインターネットサービスまたはアニーインターネットサービスを通じて他のサービスを利用することにより発生した一切の損害について、いかなる責任も負わないものとします。
  2. 弊社は、契約者がアニーインターネットサービスまたはアニーインターネットサービスを通じて他のサービスを利用することにより、契約者又は第三者に対して損害を与えた場合、当該契約者はその損害を自己の責任により解決するものとし、弊社は一切の損害について責任を負わないものとします。